あなたの大切な人を守る食育

2人に1人がガンになるとゆわれている時代に、食育の知識を得て実践していく事は自分はもちろん、家族・友人・恋人など大切な人を守る土台になると心底思います。「食べたもので体ができている」「自分1人だけの幸せなんてありえるのか」この言葉の意味を、考えてもらうきっかけにこのブログがなれば幸いですし、自分も日々意識していきたいと思っております。

【第35話】牛乳は歯や骨を丈夫にする?

明けましておめでとうございます(^_^)

 

2019年は、「あなたの大切な人を守る食育」を読んで頂きありがとうございましたm(__)m

 

「健康のありがたさを改めて感じた」

「これから食生活に気をつけていこうと思う」

「次のブログ楽しみにしてるよ」など、何気ない一声に励まされながら書いてきました。

 

2020年も元気にやりたい事を全力でやって楽しみたい!

元気な赤ちゃんを産みたい!

子供が元気に成長してもらいたい!

と思っておられる方々に役立つ情報をお届けしたいと思いますので、本年もよろしくお願いします(^_^)v

 

 

 

さて、前回からの牛乳シリーズも今回で3回目(^_^)

 

「牛乳は歯や骨を丈夫にする。なぜならタンパク質やカルシウムが豊富だから」・・・

よく聞きますよね・・・一見矛盾していないように見えます。

 

しかし、数々の研究で牛乳のリスクが伝えられています・・・

今は情報格差の時代です。必要な情報は自分から取りに行かないと、残念ながら誰も助けてくれません(^o^;)

 

例えばアメリカ・ハーバード大学による約10万人を22年間追跡調査した最新の研究でも「10代のときに、コップ1杯の牛乳を飲むごとに、大腿骨骨折のリスクが9%ずつ増加する」という衝撃的なデータが発表されています(。>﹏<。)

 

その理由は様々あるようですが、有力なのは①リンの影響②脱灰が大きいようです(^o^;)

 

①リンについて→

リンが体内で減ればカルシウムが増え、逆にリンが増えるとカルシウムは減る、というようにおおむね逆に働いているようです(^_^)v

 

リンが多いとカルシウムの吸収を妨げたり、排出されたりするため、これを補う為に骨からカルシウムが溶け出すことになるそうです(^o^;)・・・

 

だから骨がスカスカの骨粗鬆症(こつそしょうしょう)につながるんですね(^o^;)

 

 

では、あなたはリンを摂ってないと言えるでしょうか?

 

そんなに食べてる意識ないけど?

って思われるでしょう(^o^;)・・・私も思ってました(笑)

 

しかし、そもそも牛乳はリンが比較的多いものですし、最近はリンを多く含む乳製品の摂取量が増えるにつれて、体内でのリン蓄積が増えている傾向にあるようです(^o^;)

 

また、添加物でのリン酸塩(無機リン)の摂取量も増えており、リン酸塩の場合、穀物・魚・大豆・野菜から摂取する「有機リン」と違い、9割が吸収されて、排泄しにくい性質であると言われています(^o^;)

 

添加物のリン酸塩は「ハムやソーセージの結着剤やプロセスチーズの乳化剤、PH調整剤など」に含まれており、知らない内に摂りすぎている事もあるので注意が必要です(^o^;)

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②脱灰(だっかい)について

私達の身体は非常によくできていて、常に血液・胃液・腸液などのPH(ペーハー)を一定に保って健康を保持しようとしてくれるシステムがあります。

このシステムをホメオスタシス(恒常性)と言います(^_^)v

 

例えばタンパク質を摂りすぎると、体内で大量の酸を生み出し、血液が酸性に傾きます(^o^;)

私達の身体は酸性を嫌う為、アルカリ性の物質を使って中和してくれます\(^o^)

この時に使われるのが体内のカルシウム(アルカリ性)です(^_^)

 

ただし、血液中にはカルシウムはわずかしか存在しないんです(^o^;)

 

そこで・・・カルシウムを大量に含んでいる骨からカルシウムを調達して血液を中和して、元の弱アルカリ性に戻してくれます(脱灰)

 

そして役割を終えたカルシウムは、本来であれば再び骨に戻されます(再石灰化)。

 

しかし、タンパク質を摂りすぎの状態が長く続くと、血液が酸性に傾いたままになってしまいます(^o^;)

 

そうなると、脱灰が異常に促進され、骨から大量のカルシウムが溶け出す事になり、骨粗鬆症につながるようです(^o^;)

 

 

つまり、乳製品を取り続ける人は・・・

 

骨粗鬆症になりやすく、一度の転倒で骨折ということもありえます。

 

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寝たきりや骨折による不自由は自分だけでなく周りにも多大な影響を与えるものです(。>﹏<。) ・・・経験した方はよく分かると思います。

 

あなたは周りの人に迷惑をかけてはいけないと、学校で指導されたことはありませんか? 

または、指導する側だったりしませんか? 

 

「牛乳を残さないように」と給食指導をしていませんか?

その指導に疑問を抱いて、調べたことのある先生はいるのでしょうか?

私の知る限りはほんの一握りですが、存在しています。

もちろん、忙しいから調べる暇なんてない、と言うのも理由だと思います。

 

ならば、ここで知ってほしいと思います。

 

そして、あなたの目で起きている現実を振り返ってもらえれば幸いです(^_^)

 

なぜなら私の知る限り、先生方は本当に子どもの為に懸命に働いておられるからです。

 

本当に骨が丈夫になって、体力がついた児童が増えているのでしょうか?

本当にアナタ自身で調べて牛乳が唯一のカルシウム摂取源であると、あなたの大切な教え子達に指導していると言い切れるのでしょうか?

 

 

「自分の健康を守ることが、周りに迷惑をかけない事につながる」・・・

そんな当たり前の事をできるように食生活を見直してみるのも、令和2年度をあなたらしく過ごす一つの土台になると思ってお伝えしております(^_^)v

 

一人でも多くの人に食生活が認知症・糖尿病・ガン・脳梗塞心筋梗塞アトピー・花粉症などを防ぐ力があることを理解してもらえたらとも思っております(^_^)

 

取り返しのつかない事になる前に予防の大切さに気づいて、健康で人生を楽しんでいきましょう(^_^)v