【第32話】腎臓について
突然ですが、この野菜が何か分かりますか?
ヒントは最初が「ち」
・・・そうです、縮みほうれん草です\(^o^)/
分かった貴方はなかなかの植物博士です^_^
品種と言うより、栽培方法が違うようで、普通のほうれん草は冬の間ハウスやトンネルなどで栽培されますが、あえて露地で栽培する事で、寒さに耐えられるよう葉に厚みが出て肉厚になり、甘みが増すようです(^_^)v
↑ こちらは、普通の人参ではなく、甘みが特徴の「金美人参」さんです\(^o^)/
珍しい色でしょ?私はジューサーでジュースにしてみましたが、凄く優しい自然な甘みで美味しかったです(^_^)v(変な雑味みたいなものが無いんです\(^o^))
こんな珍しく美味しい野菜を購入させて頂いたのが、クールなナイスガイの社長さんと、笑顔が素敵なサンタ社長(この日限定?笑)さんのゴールデンコンビで美味しいこだわり野菜を作っておられる「丹波みやざきふあーむ」さんです(^_^)v
この笑顔が素敵なお二人が、農薬や化学肥料を使わないで愛情込めて育てておられます。(近いうちに畑も行ってみたいです(^_^)v)
丹波の方では、鹿や猪などの獣害もあるようで、苦労して育てた作物がやられてしまうなど心が折れそうな時もあると裏の苦労話も聞かせて頂きました(^o^;)
でも「野菜育てるのがが好きだから続けることができてます」と仰っておられました
・・・凄いカッコいいなって思います(^_^)v
何の分野にせよ自分が良いと思ったことを続けておられる方は、カッコいいし自分もそうありたいと思わせてくれるようなお二人との出会いに感謝です(^_^)v
(クールなナイスガイの社長さんは、実はおしゃべり好きだとか(笑))
ちなみに宮﨑さんの野菜は、人気上昇中のヘルシー系食堂「玄三庵」さんの食材としても使われていますので、気になる方は美味しいものを食べて健康になれる食堂もチェックしてみては?
http://www.genmian.lunch-box.jp/
さて、最近私の周りでも、尿酸値が高い、尿蛋白や尿潜血が陽性と検査で言われた、血圧が高いと言われて薬を飲んでいる等、腎臓が弱っている症状が出ている人が多いように見えます(^o^;)
そもそも腎臓は、血液をろ過し、老廃物を取り除くところで浄水場のようなイメージです(^_^)v
1つの腎臓には糸球体と尿細管のろ過器官が約100万個あり、まず①糸球体で再利用できる血液成分やタンパク質を残して綺麗な血液にろ過します。
②さらに尿細管でもう一度、必要な成分を再吸収するためにろ過し、体に不必要な水分・塩分・老廃物などを尿として体の外へ排出します(^_^)v
腎臓で作られるホルモンには血圧を上げる「レニン」、血圧を下げる「プロスタグランジン」などがあり、常に適量の血液が流れるようにしてくれています\(^o^)/
そんな腎臓は100万個のろ過器官が集まっていることからも分かりますが、細かい血管が集まった繊細でデリケートなものです(^o^;)
そのデリケートな器官にダメージを与えるのが、糖尿病、高血圧、動脈硬化などですΣ(゚Д゚)
気になる方はインターネットで「糖化 腎臓」と調べてみるのも自分の身体を守る第1歩だと思います(^_^)v
ちなみに「尿酸」は細胞の核にあるDNAや、エネルギー物質のATPなどに含まれる「プリン体」という物質が代謝されて生じるものです(^_^)
プリン体は、ビールをはじめとするアルコール飲料、動物の肉や肝臓、魚卵などにも多く含まれるので、「豪華な食事」が駄目だと思われがちですが、実際は、食べ物由来のプリン体から作られる尿酸は1割程度で、プリン体を多く含む食品を食べても尿酸値が急速に変動することは無いと言われているようです(^_^)v
では何が原因で尿酸値が高くなるのか?
尿酸の生成量が多いのが問題というより、尿酸が適切に排泄されない・・・つまり腎臓の機能が低下しているのが問題であり、その原因として、腎臓の毛細血管などが糖化によりダメージを受ける事が挙げられるようです(。>﹏<。)
かけがえのない腎臓さんが壊れてしまうと、高血圧の悪化や動脈硬化の進行、脳卒中や心筋梗塞などの発症リスクが高まる他、人工透析など経済的にも、時間的にも負担が大きい状態になってしまいます(^o^;)
(年間500~600万円の医療費の増加は将来の子供達への借金につながるとも考えられます(^o^;))
腎臓の機能が60%未満に低下する「慢性腎臓病」は自覚症状がないので、「サイレントキラー」とも言われています。
日本腎臓学会の調査でも腎機能が低下が疑われる人が、全国で2000万人にも及ぶのではないかと報告されているようです(^o^;)
手遅れにならないためにも毎年受けている血液検査で「血清クレアチニン、eGFR、尿蛋白、尿潜血」などの項目で異常がないか早期発見に努めるとともに、糖化のダメージを極力減らす食事を心がけていきましょう(^_^)v