【第22話】高血圧について
みなさま、3連休いかがお過ごしだったでしょうか?
私は1日目と2日目は自分の畑作業、そして3日目は・・・
京都市西京区で季節の野菜やエディブルフラワー、ハーブ類などを愛情込めて育てておられる「咲里畑」さんに作業のお手伝いで参加させてもらってきました\(^o^)/
https://www.facebook.com/%E5%92%B2%E9%87%8C%E7%95%91-1968794246725664/?ref=page_internal
ところで、エディブルフラワーって何? と言う方も多いのではないでしょうか?
私も最近知ったのですが、食べれる(edible)お花(flower)の事で、こんな感じのものです^_^
なんか普段のサラダがより優雅になってますね(^_^)v
目で楽しんで、舌で楽しんで2倍楽しめるのが嬉しいです(*^_^*)
意外と「バラ」も食物繊維が豊富でバナナの10倍以上あったり、「カレンデュラ」と言う花は抗酸化作用もあり、眼精疲労に効果のあるルテインも豊富に含まれていたりと面白い世界です^_^ 他にも色々なお花さんがあり、御主人は1つ1つの花に物語があると仰っておられました^_^
今でこそ、徐々にエディブルフラワーに注目が集まっているそうですが、その先駆けとしてやってこられた「咲里畑」さん^_^
野菜やハーブも多品種でやっておられるので、色々発見があって面白いですよ^_^
参加されてた3歳のお子さんもポケット一杯にミニトマト詰めてドヤ顔で満足気でした(笑)
元気で明るい奥さんと、頼りになる娘さんとの会話も楽しいですよ(^_^)v
ご興味のある方は、毎月第3日曜日が「咲里畑」さんのオープンファームデーになっているそうなので、新たな発見をしに行ってみてください(^_^)v
さて、このブログで「食生活の大切さ」を伝え始めてから良く聞かれるのが、前回お伝えした「コレステロール」と今回お伝えする「高血圧」です^_^
①
そもそも血圧とは何でしょうか?
「心臓から全身に血液が送られていく際に、動脈の内側にかかる圧力」のことです^_^
大事な考えとして、私達の身体は生きるために必要なことをしてくれています。
年齢が上がっていく際に「血管の弾力性と柔らかさ」がある程度落ちてきますが、同じ圧力で血液を送っていると細胞さんに必要な栄養や酸素を届けれないですよね(^o^;)
充分な血圧、血流がないと、脳虚血(脳の一時的な血流不足)になってしまい、脳が酸欠状態になることもあります。
そうなると認知症の危険性を高めてしまいます(^o^;)・・・
バリバリやりたい事をこなしたいのにボケてる場合ではないですよね(>_<)
そこで血流を維持するために私達のハート(心臓)が頑張ってくれているので圧力が上がってくるわけです^_^
なので年齢とともにある程度血圧が上がるのは自然なことです^_^
②
では高血圧とは何でしょうか?
今は「最大血圧が140以上、最小血圧が90以上である状態」のことです。
ただし、高血圧の定義は時代とともに変わってきています(^o^;)
1987年には「厚生労働省」が打ち出した基準値が「最高血圧180、最低血圧100」
2000年には「日本高血圧学会」が打ち出した「最高血圧140、最低血圧90」
年齢ごとの目標設定もされており70歳代→「最高血圧150未満」
80歳代→「最高血圧160未満」
その2000年からたった4年で65歳以上は「最高血圧140、最低血圧90」に方針を転換しています(^o^;)
上限が10違うだけで、高血圧患者になる数は1000万人違うと言われています(^o^;)・・・去年までは高血圧じゃなかったのに(・・;)
③
この高血圧の定義に従って、基準値を超えていると必要に応じて降圧薬が処方されます(^o^;)
降圧薬は血圧を下げるものですから、「最大血圧が180を超えていて動脈硬化も進んでいる状態など、本当に必要な場合」は一時的に薬を利用する選択肢はあると思います。
ただ最近は「血流を維持する為に、ある程度血圧が必要な年配の方」にも過剰に処方されていることがあるようです(^o^;)
それを知らずに飲み続けると・・・
細胞に必要な酸素や栄養素が充分に届かずに認知症のリスクを高めたり、めまいが起こって転倒し、骨折や寝たきりのリスクを増やすことにつながります(^o^;)
大切な人の名前すら忘れる認知症・・・
悲しすぎる病ですが、だからこそ予防の考えが必要だと思います^_^
薬を服用して、めまいや、ふらつきなどがある場合は、主治医にキチンと伝えることが大事ですね^_^
④
そして良く聞かれるのが、「塩分のとりすぎは高血圧につながるのか?」ということです(>_<)
命の源の海水には100~200種類ものミネラルが含まれています。
ミネラルは単体で考えるより、バランスが重要です^_^
例えば血圧を正常に保つためには「ナトリウムとカリウム」「カルシウムとマグネシウム」などいくつものミネラルのバランスを保つ事が重要だそうです^_^
食卓でよく見られる「食卓塩」ですが、「海水」から、ほぼ全てのミネラルを取り除き、塩化ナトリウムという1種類の物質にしたものです・・・なぜ取り除く?(・・;)
これでは食べるものと言うより化学物質です(^o^;)
そうです!取り過ぎに気をつけるべきは「食卓塩」であり、「ミネラルが豊富な塩分」ではありません(^_^)v
このブログでもミネラルの重要性はお伝えしております(^_^)v
https://kakeru-omoi-mugendai.hatenablog.com/entry/2019/09/12/190751
食卓塩や精製塩でなく、岩塩や海塩などの「天然塩」を使うようにしてみると高血圧対策だけでなく、ミネラル補給もできますね\(^o^)/
(もちろん天然塩だからって摂り過ぎは注意してくださいね^_^)
食卓塩予防には外食を控えるのも有効な対策だと思います(^_^)
減塩系の商品も流行っていましたが、甘味料や保存料など別の添加物が入っていることを考えると「手作りの食事」のありがたみが再確認できます\(^o^)/
⑤
本当に気をつけるべきは「持続的なストレス」と「食生活などの影響による動脈硬化」です^_^
持続的なストレスがあると、自律神経のバランスが崩れて心臓の収縮も強くなるため血管がしぼられ、血圧が上昇します(・・;)
高血圧自体に自覚症状はほとんどなく、頭痛・肩こり・めまいなどの症状が出ることがあるそうです(^o^;
新しい職場に行ったり、新しいクラスになったりすると、色々と気を使いストレスが続き疲れやすいですもんね(^o^;)
自分なりのリラックス法を持つと良いですね(^_^)v・・・自分にも言い聞かせてます(笑)
また食生活については、「粥状動脈硬化」というものに気をつけましょう^_^
お菓子やアイスなどに含まれる「糖質」は血中のコレステロールにまとわりついて、接着剤のようにベタベタと血管の壁に貼り付くと言われています(・・;)
このベタベタが血管に蓄積された状態が、血管が詰まりやすくなっている「粥状動脈硬化」です。
だからこそ、糖質に偏った食事ではなく、タンパク質、脂質、ビタミン・ミネラル・食物繊維を意識した食事に変えていく事で、「突然襲ってくる」血管が詰まる系の病気を予防することが必要ですよね^_^
⑥
高血圧予防の栄養素を摂ろう
以前から高血圧にはビタミンEが効くと言われていますが、2007年の全国健康栄養調査データからビタミンEと高血圧症の関連性が検証されたそうです^_^
40歳以上の男性1405名(平均63.5歳)、女性2102名(平均62.4歳)を対象に行われた調査の結果、「ビタミンEの摂取量が多い郡」では「少ない郡」に比べて高血圧症の患者の割合がおよそ20~30%低くなったそうです^_^
高血圧に関連する栄養素としてカリウムやマグネシウムそしてビタミンCの割合も多かったそうです^_^
ビタミンEが豊富な食品は、アーモンド、モロヘイヤ、うなぎ、カボチャ、ほうれん草赤ピーマンなどです(^_^)v
小腹が空いたなという時は、お菓子などの糖質タップリ系ではなく、アーモンドを試してみるのも良いですね^_^
ここまで読んで頂いてありがとうございました^_^
あなたの大切な人を守るためにも、「天然塩やビタミンEが豊富な食品を摂り」「糖質を控えて」「タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な食事に切り替えていきましょう」^_^
☆「全身の細胞は平均で6ヶ月で入れ替わる」ため、食事を切り替えるのに遅いはありません\(^o^)/
さあ、あなたは
「糖質を夜だけ控えてみる」
「天然塩やビタミンEが豊富な食品を摂る」
「タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富な食事に切り替える」
どれから始めますか?(^_^)v